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2008.10.09 (Thu)

帽子

私は、あまり好きな俳優さんとかいなくて、
いいなと思っても、それはその役の上での人だから
のめりこむこともなければ追っかけることもない。

でもなぜか、緒方拳さんは好きだった。
最近のNHKドラマ「帽子」を観たときに
あまりにも痩せてたのでひょっとしてと思ったけれど
不安が的中して、あっという間に逝ってしまった。
でも、その死に方というか生き方は、あっぱれ。
あんなカッコイイ生き方は、私にはとてもできそうにない。

明日また「帽子」が追悼放送されるらしい。
今度はちゃんと直接DVDに録らなくちゃ。
今もHDDには残ってるのだけど保存版が欲しかったから。

緒方さんは、すばらしい書もたくさん遺されていて
こういう作品をずっと見ていられるというのは
ある意味幸せなのかもしれない。
私は何が遺せるだろうか。
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2008.06.30 (Mon)

がんが消えた !?

今日、2ヵ月半ぶりのCTを撮った。
そしたら、なんと、がんが消えていた!

あの病変はいったい何だったのか?
腎梗塞だったのかなぁ?
でも、腎梗塞なら痛みがあるはず、
結局、何かわからない。
でも、これで、あーよかった、
と手放しでは喜べないので、
半年後にまたCTをしましょう、
ということになった。

なんか不思議だけど、とりあえずはいい結果。
あの画像を見たら、誰でもがんだと思うし、
きっと、他の病院ではすぐ切るでしょう。
様子を見て正解だったね、と先生。

2ヶ月も待つのは結構しんどかったけど
こういうことがあるんですね。
なんか得した気分♪
人生仕切り直し。
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2008.05.08 (Thu)

「大切なのは感情」の続き

がんかもしれないと思ったとき、
もしかして「死」が近くなったかもしれないと考えた。
「死」については、職業柄よく考えてきたつもりでも、
あと何年生きられるだろうか、などと考えると
布団の中で自然と涙が出たこともあった。3回。

死ぬとは、このまま目が覚めないことなんだなと思うと
「死ぬ時は何も持っていけない」とよく言われる言葉が
現実味を帯びてくる。なるほど本当かも。
持って行こうにも持って行くお金もないけれど。

目を閉じていると、いろんな人の顔が浮かんでくる。
あちこちへ行ったことや、うたの活動、仕事のこと、
いろんな人との関わりが次々と瞼の奥に現れる。

そこで、クリスティーンさんの言葉、
「人間一番大切なものは感情だ」 と繋がった。
死ぬとき持っていけるものは「想い出」じゃないか。
この「想い出」こそ「財産」じゃないかと思った。

幸い私には財産がいっぱいある。
好きなように生きさせてもらって、本当にありがたい。
これから残りの人生、いろんな人と関わり合いながら
「財産」を増やしていこう!と思った。
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2008.05.05 (Mon)

がんの大先輩

我が家には、がんの大先輩がいる。ばーばだ。
直腸がんで、摘出後人工肛門をつけている。
来年、術後10年目を迎える。早いなぁ。

このばーばが、恐ろしく楽天的なのだ。
術後も驚異的な回復力で皆を驚かせ、
普通の人より10日も早く退院した。
結婚当初は、その大雑把さが気になることもあったけど
私も染まることで楽になった。
ばーばには、本当に助けられている。

病は気から。
ナチュラルキラー細胞にしっかり働いてもらわないとね。
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2008.05.02 (Fri)

情報が少なくて

腎盂がんは、発生頻度が低くて、→ 10万人に0.1人
統計を見ても、出てこないくらい少ないので → 統計
情報も少ない。

当事者の闘病記も少ない中、貪り読んだ。 → 闘病記
5年、8年と、再発・転移を繰り返しながらも
続いているブログを見ると、勇気が湧いてくる。
いつかこのブログも誰かの役に立つことがあるだろうか。

とりあえず、
血尿があったらすぐ病院に行きましょう、ということと、
健診時には腹部エコーもしてもらいましょう、
ということかな。 
EDIT  |  21:29  |  がんになっても  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

2008.05.01 (Thu)

私にがんは似合わない

4月7日にワインのような血尿が出てから覚悟はしていた。
突然の無症候性血尿=尿路系のがんを疑えというのは
知識として知っていたから。

それから膀胱鏡検査、エコー、尿細胞疹、腎盂造影、
CTをし、大学病院を紹介され、MRI をした。
やっぱり結果は、腎盂がんの疑い。
生検は転移のリスクが高いからしないので
確定診断はできない。

腎盂がんは転移しやすいので早く取ってほしかったけど
何やら珍しい病変らしくて、6月にもう一度CTを撮って
それから判断すると言う。
そんなに置いといて大丈夫なのか不安になり尋ねたら
「悪い言い方をするけど、今切っても2ヵ月後に切っても
予後は変わらない」 と言われ、腹が据わった。

血尿が出てからの約1週間は、
これは夢かもしれないと、信じられなかった。
夢と現実がぐちゃぐちゃになっているような気がした。
自分が病気になるならきっと認知症だと思ってたので
(あ、認知症もなりかけかもしれないけど・・・)
がんかもしれないとはかなり想定外。
けどきっと、これは私にとってプラスになると信じている。
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2008.04.29 (Tue)

初MRI

話には聞いていたけど、結構な閉塞感だった。
あんな狭い筒の中に一人っきりで、
そのうえ体幹に器具を乗せられ
身動きできないようにベルトで固定される。
造影もしたので点滴もしながら。
撮影中は、その強い磁力で頭が締め付けられて
恐るべし、額の皮膚が寄るのがわかった。
おまけにすごく時間がかかる。
認知症の方には困難なのがわかる気がした。

この前、腹部CTを撮ったときには、
「息を吸って〜、吐いて〜、はい止めて〜」 と言われ
「はい楽にして〜」 と言われるまで楽勝だったけど、
MRIでは、いつまで経っても「楽にして」と言ってくれない。
ぐ、ぐ、ぐ、、息が続かない。
途中で苦しくなって大きく息を吸ってしまった。

数回撮影を繰り返すうち、なるほど、
私は息を吐き切るから続かないんだと気がついた。
歌を歌う習性か、息を吐く=吐き切る習慣ができている。
そりゃ吐き切って20秒止めておくのは結構苦しい。
吸って吐くのは、最初のレベルまで吐けばいいんだな。
それからは楽になった。ひとつ勉強。
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